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GX実践企業インタビュー 多摩冶金株式会社 Vol.2

多摩冶金株式会社
Vol.2「GXの取組に挑めたワケ」

GXに取り組む企業にGXまなぶ君がインタビュー!

第一弾は2023年10月5日(木)に行われた「第1回GX普及啓発シンポジウム2023」にも登壇していただいた多摩冶金株式会社 代表取締役副社長 山田真輔さんにお話を伺います。2回目のテーマは「GXの取組に挑めたワケ」です!

コロナで業績が悪化した中で決断したソーラーパネルの設置

まなぶ:

前回は、多摩冶金さんのGXの取組として工場の屋根へのソーラーパネルの設置や、社員にSDGsカードゲームなどを通じて理解を深める取組のお話を聞かせていただきました。

山田さんは「地球環境という見えないものに対して取組を進めるためには、成果がないと説得しにくい」とお話していましたが 工場の屋根にソーラーパネルを設置するという大きな投資を実現できたのはなぜでしょうか?

山田:

2020年に工場内の屋根にソーラーパネルを設置し、自家発電による電気も使いながら熱処理をしています。設置には東京都など行政における補助金や専門家派遣などのサポートが後押しになりました。

実はこの補助金の準備をしていたのがコロナ禍の前。コロナによって私たちの業界も業績が悪化しており、補助金があるとはいえ、お金もかかり投資の回収もしなければならず、このまま進めるか非常に悩みました。

結果的に、当時電気代も上がっていたということもあり、社内を説得して設置に踏み切りました。

工場の屋根に設置されたソーラーパネル

新工場に250kWものソーラーパネル設置を決断できたワケ

まなぶ:

確かにソーラーパネルを設置しても、投資費用を回収するまで長い時間がかかりますよね。シンポジウムに参加した先輩から、多摩冶金さんはさらに新しい工場に250kWものソーラーパネルを設置しようとしていると聞きましたが、後押しになるようなサポートがあったのでしょうか?

山田:

2023年9月に東京都による「中小企業等における排出量取引創出のためのモデル事業」の事業者に選ばれ、都のサポートが受けられるようになったことが大きかったです。

2023年9月20日 東京都報道発表資料より

山田:

このモデル事業は、CO₂排出削減計画の策定から目標達成に向けた自社での排出削減、及びJ-クレジット※の創出又は取得までの取組を支援してくれるというものです。

※J-クレジット…J-クレジット制度によって認証された、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO₂等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂等の吸収量のこと。

ソーラーパネルを設置し、発電量からCO₂削減効果を測定、J-クレジットとして販売できる一連の取組を東京都が全面的にサポートしてくれるということで、社内を動かすことができました。

ソーラーパネル設置予定の東京南工場

まなぶ:

大きな決断ができたのは、東京都の補助金やサポートがあったからなんですね。これからGXに取り組みたいと思う企業はまず東京都の窓口に相談してみると良さそうですね!

山田:

実際にGXの取組は費用もかかるし、社員皆に理解してもらうのも難しいところがあります。しかし、自分たちが先陣を切ってやっていきたいと思っています。このモデル事業の実績が、他の企業様がGXに取り組む後押しにつながればいいですね。

多摩冶金株式会社 代表取締役副社長
山田真輔

2000年から約3年間 ドイツ・フライブルクに留学したのち、帰国後、東京外国語大学ドイツ語専攻を卒業。卒業後はドイツ製品の輸入に特化した商社に就職。リーマンショックをきっかけに国内外で起こっている出来事を経営という視点で理解し将来に向けて力をつけたいと考え、早稲田大学大学院ビジネススクールでMBAを取得。在学中、ドイツ留学の経験からサステナビリティを軸とした事業を立ち上げたいと考え、オーガニック関連事業を学友とともに起業し立ち上げ軌道に乗せる。2014年から祖父からの事業を承継するべく多摩冶金株式会社に入社、2017年に兄とともに父から同社を事業承継する。

GXまなぶ君

東京都内のサービス会社に勤める新卒社員。会社がGXに取り組むこととなり、先輩と一緒にGXとは何かを勉強中。真面目すぎてちょっとずれているところもあるが、何事にも一生懸命な頑張り屋。「GX普及啓発シンポジウム」Facebook公式アカウントにて、GXまなぶ君の奮闘記を連載中!! https://m.facebook.com/gx.symposium

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