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GX実践企業インタビュー 多摩冶金株式会社 Vol.1

多摩冶金株式会社
Vol.1「熱加工のトップランナー 社員と挑むGX」

GXに取り組む企業にGXまなぶ君がインタビュー!

第一弾は2023年10月5日(木)に行われた「第1回GX普及啓発シンポジウム2023」にも登壇していただいた多摩冶金株式会社 代表取締役副社長 山田真輔さんにお話を伺います。

どうやってGXを社内に浸透させ、取組につなげたのか。持続可能なビジネスへの想いを3回にわたってお送りします。1回目のテーマは「熱加工のトップランナー 社員と挑むGX」です!

まなぶ:

山田さん、はじめまして!GXまなぶと申します。本日はどうぞよろしくお願いします!

山田:

まなぶ君ようこそ。こちらこそよろしくお願いします。

熱加工のトップランナー

まなぶ:

「GX普及啓発シンポジウム2023」に参加した先輩が、山田さんの話がすごく面白かったと言っていました!今日はどんなお話を聞けるのかとても楽しみです!

最初に多摩冶金株式会社について教えていただけますか?

山田:

私たちの会社は主に金属の熱加工を行っています。

熱加工というのは、熱で金属の特性を変化させ、航空機の部品など様々な形に加工することです。航空・宇宙・防衛関連を筆頭に、精密機械や電気部品、さらにはレーシングカー用品に至るまで、幅広い業界で私たちが熱加工した部品が使われています。

1951年に創業し、私は三代目で兄と一緒に会社を経営しています。

熱加工の様子

まなぶ:

熱加工というのは金属を熱して特性を変化させる技術なんですね!

金属を熱するのには電気やエネルギーがたくさん必要になりそうですね…

山田:

熱処理炉は電熱ヒーターにより1000℃前後まで加熱し、多くの電気を消費します。

私たちは電気を使わないと仕事ができません。だからこそ、再生可能エネルギーの活用など、GXにつながる取組をしっかりやっていかないといけないと思っています。

CO₂削減は約130t!ソーラーパネルの設置を促進

まなぶ:

会社で実践しているGXに関わる取組について教えてください。

山田:

工場の屋根に50kWのソーラーパネルを設置しました。

さらに、2022年に完成した新工場にはこれから250kWのソーラーパネルを設置する予定です。これによって約130t、事業の全体の約7.5%に相当するCO₂を削減することができます。

まなぶ:

約130tのCO₂削減効果というのはすごいですね!

工場の屋根に設置されたソーラーパネル

クレドカードやSDGsカードゲームで会社と社会のつながりを社員に伝える

まなぶ:

他にも社内で行っている取組はありますか?

山田:

会社のビジョンを社員に伝えることを目的に、社員証と一緒にクレドカード※を配布しています。

※クレドカード…企業の信条・行動指針を簡潔に示したカードのこと

このクレドカードには、100年企業を目指す企業目標のビジュアル化を目的に、会社を大きな樹に重ね合わせてイメージした「我等の樹」が描かれています。 この樹には、「何年先も社員皆で果実が分け合えるだけではなく、地域社会にも還元できる樹を育てる」という想いを込め、そんな会社でいようと2年前から発信し、社員皆で想いを共感するための象徴的な存在となっています。

クレドカードと「我等の樹」

山田:

また最近の取組としては、社内皆で地域社会と自分たちが繋がっていることを体感するために、地方創生を軸においたSDGsをカードゲームで考える「SDGs de 地方創生カードゲーム」を、年数回ある土曜日の出勤日を使い、社員皆で実施しました。

「SDGs de 地方創生カードゲーム」の様子

まなぶ:

SDGsの理解を進めるために会社の業務時間をつかって、ゲームを社員に展開しているというのは聞いたことがないですね。すごい楽しそうです!

山田:

わが社には20代から80代の幅広い年代の社員がいます。 将来入社する社員を含めた若い世代にはSDGsというのはスタンダードな考え方になっていくと思いますが、上の年代の社員にとってはこれまで生きてきた時代背景も違うため、理解の浸透には差がでると思います。

また地球環境という見えないものに対して取組を進めるためには、成果がないと説得しにくい。お金がかかるとなおさらです。

私たちは「地域社会にも還元できる樹を育てる」価値観を社内で醸成することで、持続可能な選択をし続ける会社を目指していきたいと思っています。

多摩冶金株式会社 代表取締役副社長
山田真輔

2000年から約3年間 ドイツ・フライブルクに留学したのち、帰国後、東京外国語大学ドイツ語専攻を卒業。卒業後はドイツ製品の輸入に特化した商社に就職。リーマンショックをきっかけに国内外で起こっている出来事を経営という視点で理解し将来に向けて力をつけたいと考え、早稲田大学大学院ビジネススクールでMBAを取得。在学中、ドイツ留学の経験からサステナビリティを軸とした事業を立ち上げたいと考え、オーガニック関連事業を学友とともに起業し立ち上げ軌道に乗せる。2014年から祖父からの事業を承継するべく多摩冶金株式会社に入社、2017年に兄とともに父から同社を事業承継する。

GXまなぶ君

東京都内のサービス会社に勤める新卒社員。会社がGXに取り組むこととなり、先輩と一緒にGXとは何かを勉強中。真面目すぎてちょっとずれているところもあるが、何事にも一生懸命な頑張り屋。「GX普及啓発シンポジウム」Facebook公式アカウントにて、GXまなぶ君の奮闘記を連載中!! https://m.facebook.com/gx.symposium

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