本シンポジウムでは、シンポジウム開催における温室効果ガスの排出量を算定しカーボンオフセットを実施する予定です
カーボンオフセットに活用したプロジェクトや算定した排出量については、イベント終了後にご案内します。
ところで皆様、カーボンオフセットをご存じでしょうか? カーボンオフセットとは、自らの温室効果ガス排出量(今回はイベントにおける排出量)を「見える化」(算定)し、削減努力をしても、どうしても削減できない部分の排出量の全部又は一部を、他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(相殺)する仕組みです。
では、なぜこのような取組の必要性が叫ばれるようになったのでしょうか。そこには地球温暖化対策の喫緊性があります。地球温暖化によるここ数十年の気候変動は、人間の生活や自然の生態系にさまざまな影響を与えています。たとえば、氷河の融解や海面水位の変化、洪水や干ばつなどの影響、陸上や海の生態系への影響、食料生産や健康など人間への影響が観測され始めています。
(出典:環境省HP:https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/からの抜粋)
本シンポジウムでのカーボンオフセット実施対象範囲
本シンポジウムでは、こういった地球温暖化に配慮した形での開催を目指し、カーボンオフセットの実施を予定しています。その対象範囲は以下のとおりです。
- 会議・イベント運営者ならびに参加者の移動に伴うエネルギーの使用
- 会議・イベントにおける電力使用
- 会議・イベントで発生した廃棄物処理による排出量
- 会議・イベントで活用する制作物(パンフレットやポスター)やレンタル品使用に伴う排出量
ほかにもさまざまな取組を行う予定です
また、私たちは、イベントを一つ開催する上でも、様々な環境に配慮した取組を行います。例えば、最寄駅から徒歩圏内でアクセスできる会場でのイベント開催や、イベントで出た不要物(お持ち帰りなられないパンフレットやメモ用紙、イベント運営上の紙やビニール袋など)をリサイクルすることで排出量を低減する資源循環、紙ではなくLIMEX(ライメックス)と呼ばれる新素材を活用したパンフレットの導入などです。
ぜひ皆様も、会場内の資源循環の取組への参加や、LIMEXパンフレットを実際に手に取って頂くなど、環境に配慮した様々な取組をご体感ください。